■日経225先物
システム不要、フラクタル・テクニカル分析・マクロファンダメンタル分析・相場観によって構成された売買手法による裁量トレードスタイル。


その1の続きです
あなたは現在SQ値12510からここを超えずに下落想定でポジションを取ろうとしています。
現在価格は12480となっています。

さて、どのように仕掛けることが良いのでしょうか。

まず490でロングを張り、500でロングを返済します。
そして、510に売り指値を置いておき、ささるのを待ちます。

上記の例では、条件が限定されているので、このモデルだけを元にシナリオを想定することは実戦的では意味がありません。
そこで条件分岐をします。

A.既に510を一回つけている。
B.まだ510はつけていない。

▼Aのケース

既に1度510をつけていることから、490まで来ているとしても、頭を切り下げてくる可能性がある。
特に下落トレンド中であるならば、なおのことであろう。

そこで2回目の天として510または、500をつけて来ることを想定する。もしくは、520や530のようにややヒゲを伸ばしてくるかもしれない。

◇天510or500をつけてくる場合
まず、490でロングを入れることに意味はない。
10円取れるじゃないか、だったらここは10円でも積極的に取るべきだ!というのがスキャルパーの主張。
彼らの場合は、例えば510でひっくり返る瞬間に500sでエントリーしても490や480で抜けてしまうことを目的としているので非常に効率の悪いトレードになってしまうということは予めわかっているのでこのケースは無視してよい。
10円抜きというものはトレーディングとは呼ばない。単なる値遊びという。

そこで、510で指値待ちをすればリスクもないだろうと普通の思考ならそうなるだろう。
そこで実際に510で指値待ちをするとする。
実際に510がさされば問題はない。相場はそこからさらに下落していくのならホールドすればいい話だろう。
但し相場というものはわからないものだ。

場合によっては、500をつけるのみで510は触った程度で反転してしまった場合はどうするのか?という問題も時に生じるだろう。この場合はショートをもてないことになる。
その場合、下落すると見込んでいるので、焦って490の買い板に目掛けて成り行きショートを仕掛けるのか。それとも指値を510sから500sに設定し直してまた500の売り板を食いに来るのを待つのか。
再び選択の時が訪れる。

この場合にも同様の選択肢が生ずることになる。
500s指値の場合:再び値動きで、500を食ってくればショートポジションを持つことができたので、自分の思惑通りになったといえよう。しかし、500を食わずに、500から突然490に反転し、480、470とつけてきた場合はどうするのかという問題が生ずる(こういうケースは非常に多い)。

当初510の反転は見込んではいたが、ポジションを取れなかったために、既に相場は反転し始めている。510sで指値待ちをせずに500sでポジションを取っていれば、既に10円20円の利益が出始めているということになる。
では、ここでどうするのか。480や470と買い板が食われていく中で、そこでも成り行きで売り仕掛けるのか、それとも指値を490に変更し、再び戻ってくるのを待つのか。

ではここで490sを指すことにした。
すると相場は再び反転し、460まで下がった価格は470,480,490と戻ってきた。
490sは見事に約定。
相場は下がるものとしてみていたので、最高の選択をしたと喜ぶ。
しかし、相場は490で止まらず、500を食い、510をつけて520まで上がろうとしている。この時点で既に490sは20円の含み損を抱えている。

さて、どうするか。

どうしよう・・・。

では何がいけないのか、どうすべきだったのか。

▼Bのケース

まだ1度も510をつけてきていない。
そうすれば、510のショートは有効だと考えることができる。
しかし、ここで520,530とつけてくれば話は変わる。
いや、本質的には変わらない。510で約定したことが悪なのか否か。
520をつけて反転すれば問題はないし、530でも同様。
510sがLCしてしまう玉になるかはマーケットの判断による。
510sをもったが、530でLCしてしまい、結局反転して見送るハメになった。これもよくある話だと思う。
何を基にそして方向性を考えるのかが大事であるのだから、どのポジションを持つのかということも非常に大事である反面、微々たる変動を全て考慮することには意味がなくなる。


では、どちらのケースでも、結局500で指しておけば良かったのか?
そんなことは誰にもわからない。それがマーケット。
では、510を抜けて520,530と値をつけて来るならどうする?
これがリスク管理の目。

※条件分岐をしたのに、結局あまり意味がないということになってしまった。この手の話は想定シナリオを考え始めると無限大に話が広がっていくことになるので、適当に誤魔化しておいた。

テーマは指値or成り行きという設定になっているので話を元に戻そう。

話が長くなるので、結論に入る。
ここでの反転待ちでは、反転すると見込んでいるなら、490sであっても、500sでも510sでもどこでもいい。
10円20円はたいした問題ではない。
あまりに早くに仕掛けたために、ベストポジションをもてなくなったことからの、心理的不安感から利食いが早くなってしまうということはある。それがプロスペクト理論。

それを回避するために予めどのようなポジションを取るかというのは重要なことであるが、トレンドが継続すること(短期であれ中期であれ)を前提としていれば、その差はわずかである。
490sでポジションを取ったところで、利食いが200になれば290円の利益。510sなら310円の利益。
何も問題はない。10円20円取り逃したところで誰も君を責めたりはしない。

ということは成り行きにおいても同様のことが言える。
510反転を見込んだところで、500に成り売りをぶつけようが、510で売り指値の約定待ちをしようが、相場が下がると思っているのならどちらでもいいし、510sが約定しないなら、即座に成り売りで攻めるという選択肢も残されている。
問題は、相場がどちらに動くのかを見ることが大事なのであり、そのときの注文方法が最終的に損益に与える影響とは微々たるものだということだ。

・・・。

さて、面倒臭い説明をしたと自分でも思う。

このように一つの節の攻防に際しても無限に取るべき方法がある。
その中からいかなる選択肢を選ぶのかということは、状況によって異なるし、地合い、材料、節の位置、テクニカル上の転換口であるか、様々な状況から判断しなければならないということ。

一つは経験を積むこと。
どうなれば、どうなるという動きに関しては、常に2手3手先を読んでいかなければならない。
それに応じて同時にリスク管理すべきLCポイントも同時に考慮して、利幅を狙うべきところは狙う、LCすべきところではLCする。建てるべきポイントがうまく約定しなければ見送るのか、成り行きで追いかけるのか、それとも再度の反転を待つのか。これだけでも様々な選択肢があり、それは常に一定ではない。仕掛けるべきポイントが自分にとってリスクがあるのかないのか。そして方向性はどちらに向いているのかを自分は認識しているのか、そしてマーケットも正しく織り込んでいるのか。
目先の板には、肝心な情報が含まれていない場合が多い。あるときは、節目を意識して買い向かってくる主体もいれば、ここは絶好の売り場として買い板に向かって次々と売りをぶつけてくるかもしれない。また、売り手は買い手を騙して、自ら買い板を構成し、売り物を捨てさせる中で、実弾売りを仕掛けているかもしれない。というようなことも実は騙しであり、売りだと見せかけているものの、実際には売り側ではなく、実弾買いに向かっているとしたらどうするのか。

このようなことは板から判断できないということだ。
いや、実際にはこれらの動きは粒さに見ていれば究極の騙しを見抜ける場合もある。
付け加えるならディーラーの騙し合いにいちいち自分も参加しなくていい。

まぁ話が長くなっただけであまり意味のない話をツラツラとしてしまった自分に反省。
意味がない話をよくこれだけつらつら書けた自分を褒めることにしておこう。

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指値と成り行きはどちらがいいか。

この質問に対して、あっしは8割指値、2割成り行きと答えたわけですが・・・。

これは状態を表しているだけであって、8割指値、2割成り行きであるべきだ!
ということでは当然ありません。

時に成り行きが多い日もあれば、全て指値で終わる日もあれば、、、
今日は既に指値勝負ばかりだから残り2割は成り行きでトレードだ!などというつもりもないです。
いや、普通の人が聞いたら当たり前のことかもしれませんが、世の中には様々な人がいますからね。


講習会などでは通常このように説明されると思います。


▼指値or成り行き

トレードはトレンドフォローを前提とすべきだから、指値は逆張りを元にしているので効果的ではない。
成り行きで仕掛けることが基本的に正しい!

実際いるんです。こういう説明をされる方が。
ディーラーの方なんですけどね(アホらしいと思っているのはここでは秘密です)。


じゃあここで一つ考えてみよう。
あなたは現在SQ値12510からここを超えずに下落想定でポジションを取ろうとしています。
現在価格は12480となっています。

さて、どのように仕掛けることが良いのでしょうか。

まず490でロングを張り、500でロングを返済します。
そして、510に売り指値を置いておき、ささるのを待ちます。


さて、何が問題でしょう。


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