■日経225先物
システム不要、フラクタル・テクニカル分析・マクロファンダメンタル分析・相場観によって構成された売買手法による裁量トレードスタイル。



A.使用者によって使用法が変わるテクニカル指標はたくさんある。
例えば、一目均衡表、ボリバン、MA、、、いつも嫌っている代表的なテクニカル指標だ。
また、オシレーター系にもやはり誤差がある。

B.使い方によって使用法が変わらないテクニカル指標を使えばどのようなメリットがあるかを考えてみる。

まず、多くの市場参加者がその指標を同時に考慮することによって変動が一定方向に決定付けられる。
そして、その動きが生じることによってさらに多くの参加者が意識するようになり、自己強化的に変動が一定化される。

一方その指標を知らない参加者とっては、単に目先の値動きに振らされてしまう。


反面、A.使用者によって使用法が変わる指標を用いた場合は主に二つに分類される。

1.独自に解釈した指標ではあるが、まだ市場には知られておらず、それでもなおかつ効果的なパターンがあれば、優位性のあるトレーディングが可能。

2.単に指標を恣意的な解釈で扱っているため、曖昧さから何も判断できない。
また、同じ指標を取り扱っているのに、見方が違うということは、その指標からのフィードバック効果は得られない。


この場合、通常使用者は自分は1であると錯覚することが多い。
または、1と2の中間的なニュアンスで使用する者もいるだろう。
自己強化フィードバックからの支援がなされないため、それらの指標からの恩恵は制限的なものになる。


それでは、指標に対する使用法が固定的な指標は果たして有効であるのか否か。

固定的ではあれ、使用法に関しては厳密に分類されることがない場合、ここでやはりAのような使用者独自の解釈という要素全てを排除できない場合がある。


次にそれが何に基づいているのかという原則論から照らし合わせてみる。
それが1.自然法則であるのか、また2.それ以外の需給要素から導き出されるものか、或いは、3.チャート自体から直接的に帰結される指標であるのか。

1のケースでは、そもそも人間が介入する余地がない。
2のケースにおいても、同様。
3のケースにおいても、一定の思惑がない限り、チャートを意図的に変動させることはほぼ不可能である。


では、3のケースにおいて仮にそれが意図的に行われる場合はどうなるのか。
そして、それが多人数によって承認させられる場合も考慮しなければならない。

現在進行形で進展する価格変動によって形成されるチャート上の問題において、確定しているLCポイントないしストップポイント、ブレイクポイント、チャート上で予め決められたポイントというものが多数存在する。
これは逆説的にチャートによって示される一定のトレーディング・ルールというものが存在するということである。

それが真であるなら、それに対する思惑的な動きが生ずることを完全否定することは誰にもできない。
一定のルールに対する逸脱があると仮定するならば、その逸脱によって生ずる市場の反応とはいかなるものになるのであろうか。

単なる恐怖心であるだろうか、あるいは脅威と感じる者もいるだろう。
そして、そのような者の反面、その逸脱が真ではないと見抜く者もいるかもしれない。

その恐怖心がピークに達することで何が起こるか。

ブレイクアウト

その真偽を問わずしても果たしてその変動は何を以って正しいとするのか。
価格の変動によってのみ再保証される時限的、服従的なものと断定することができるだろうか。

採るべき手段は、順応的に対処することがトレーディングなのであろうか。

再帰的な位置づけでその効果がどちらに拠るものかということを結論付ける明白な根拠というものは動的要素であることから、真とは即ち動的なものとして認められるものであるという可能性がある。


そこでトレーディングとは対応的であるだけではなく、真なる要因を動的に解釈するための認知能力というものが要求されることになる。


...end

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