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テレビに代表される消費主義。

テレビは20世紀における強力な力の源泉であった。
是即敵消費主義の全盛期であった冷戦時代はWW2後の復興途上の中で、アメリカ経済が世界のリーダーとして経済を牽引していた時代である。

当時は映画産業のピークであり、多くの国々が極貧生活にあえいでおり、アメリカは消費至上主義の代表と見られていた。

消費主義は世俗的な価値観が世界各地で定着しつつあった時期に発達した。
世俗的消費主義の魅力はその目新しさにある。特定のパターンでモノを購入していけば、豊かな生活を送れると人々は思い込んだ。特定の消費財を手に入れるために人は懸命に働き、それが経済を活性化させるというのが消費主義の仕組みであるはずだったのである。

20世紀の社会では、この世俗的消費主義が主な原動力となった。なぜ消費主義が席巻することになったのだろうか。

それは世界で最も普及した通信システムであるテレビを媒介として経済活動を促したことである。テレビは消費を土台とし、さらにテレビを通じて自分を取り巻く環境の情報を得ることになる。現在ではこのテレビは情報の押し付けであるかのように感じられ、インターネットの普及と同時に双方向性などが模索されるようになってきたが、基礎となる部分は変わってはいない。

かつてそう信じられていたように、テレビに関わる人々は特に賢いわけでもなく、情報に通じているわけでもない。それでも自分たちの主張が普遍的だと信じているように押し付けてくる。
そのアメリカを中心とした消費主義も消費文化に対する拒否感から廃れる傾向にある。


消費主義は底が浅い。
それはモノを実際に使う消費者よりも、製造するメーカーにこたえるものであるからと説明される。車のタイヤに含まれるゴムの質によって幸不幸は決定されない。高級車に乗っていれば幸福であるかのような社会観は、基本的に否定されつつある。

そして経済的困難な状況に直面すれば宗教的な運動が活発化することも考えられる。


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